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遺族3分の1が辞退 岩手・大槌町長謝罪訪問を開始

 東日本大震災の津波で多数の職員が犠牲になった岩手県大槌町の平野公三町長は14日、職員遺族宅への謝罪訪問を始めた。ただ、対象となる40遺族のうち14遺族が訪問を辞退している。
 また、今後予定する職員の死亡状況調査について、平野町長は14日の定例記者会見で、希望しない遺族分は実施しない考えを明らかにした。
 謝罪訪問は約2カ月の日程で、対象となるのは当時の町長を含む町職員39人と町畜産振興公社職員1人の遺族。雇用者としての責任をわびた上、現時点で把握している職員個々の死亡状況を説明し、町の調査に対する考えを尋ねる。
 町は4月15日付の手紙で訪問を打診していた。訪問を辞退した14遺族からは「調査が先」「思い出したくない」「町の考えは理解している」などの回答があったという。
 平野町長は「断られた遺族にも、さまざまな機会を通じて声を掛けたい」と話した。


2019年05月15日水曜日


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