岩手のニュース

<参院選岩手・知事選>連動作戦攻める野党 達増、横沢両氏政策セミナー参加 自民けん制「県民党では」

連携に向けて互いに秋波を送る横沢氏(左)と達増氏=13日、滝沢市

 夏の参院選、8月22日告示の知事選(9月8日投開票)と全県一区の大型選挙が続く岩手県で、相乗効果を狙った2大選挙の連動作戦が始まった。知事選の候補擁立が大幅に遅れている与党自民党を横目に、野党勢力が真っ先に仕掛けた。

 参院選岩手選挙区(改選数1)で野党各党が推す元パラリンピック選手横沢高徳氏(47)と、日頃から政権批判を展開する現職知事達増拓也氏(54)が参加した政策セミナーが13日夜、滝沢市であった。
 会場には、ともに旧民主党で元衆院議員(旧岩手2区)の畑浩治氏や元参院議員(岩手選挙区)の滝沢市長主浜了氏の姿も。2大決戦に向けて野党系候補の連携を色濃くにじませた。
 横沢氏は、達増氏が衆院議員時代に後援会青年部で活動した経歴を持つ。報道陣を前に横沢氏が「アドバイスをもらえればありがたい」と秋波を送ると、達増氏も「彼の視点や考え方はいいなと思った」と応じた。
 知事選は告示まで3カ月。達増氏は4選立候補を表明していないが、周囲は「出馬も参院選候補との連携も既定の路線」(県議)と断言する。セミナー終了後には両氏が会場出口に並び、笑顔で来場者を見送った。
 「知事は県民党として政策を主張してきたのではないか。一人の候補者にどっぷり漬かるのはいかがなものか」。こうけん制する自民党県連幹部の心中は、決して穏やかではない。
 参院選こそ4選を目指す現職平野達男氏(65)の擁立を決めているものの、知事選の候補者選定は難航しているとみられる。一方で、連続大型選挙で候補者同士が連携するのは政党選挙のセオリーだ。県連幹部は「必ず反現職候補を擁立する」と話している。


関連ページ: 岩手 政治・行政

2019年05月15日水曜日


先頭に戻る