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<いわて春夏秋冬>度胸試し 奇抜さ競う/盛岡一高猛者踊り(盛岡市)

奇抜な格好で伝統の踊りを披露する盛岡一高生

 髪を奇抜に刈り込み、全身は赤や青にペイント。腰みのにわらじ履きの「猛者」たちが盛岡市に現れた。盛岡一高の1年男子が扮(ふん)する「猛者踊り」一行だ。
 毎年、創立記念日の5月13日に開催される運動会の前宣伝隊が市内を練り歩く。1年生には度胸試しの通過儀礼、市民にはにぎやかな春の風景だ。
 要所要所で披露する呪文のような歌と踊りは、戦時中に南洋へ赴いた先輩が戦後に伝えたとされる。佐藤廉さん(15)は「この日のために一生懸命練習した」と晴れやかな笑顔で話した。
 女子生徒はというと、黄色い帽子にスモック姿の幼稚園児に扮装(ふんそう)。猛者連とは対照的な愛らしいお遊戯を披露した。
 少しずつ形を変えながらも受け継がれる風物詩にOGの公務員畠山由美恵さん(45)は「伝統が続いているのはうれしいし、懐かしい」と青春真っただ中の後輩たちを見守った。


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2019年05月15日水曜日


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