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<汚染廃>本焼却始まる 仙南広域組合 滝口茂柴田町長「問題解決にめど」

 仙南2市7町でつくる仙南地域広域行政事務組合(理事長・滝口茂柴田町長)は15日、東京電力福島第1原発事故で汚染された国の基準(1キロ当たり8000ベクレル)以下の廃棄物の本焼却を、角田市の仙南クリーンセンターで開始した。2023年1月までに白石、角田、川崎、蔵王、七ケ宿、丸森2市4町の汚染廃棄物計約7200トンを焼却する予定。
 同日午後4時半ごろ、白石、角田両市の堆肥計約960キロが運び込まれた。放射性セシウムの濃度を測った結果、白石は1キロ当たり322.59ベクレル、角田は同255.22ベクレルで、組合の受け入れ基準の800ベクレル以下だった。堆肥は一般ごみと混ぜられて均一化された後、午後5時半ごろに焼却が始まった。
 滝口町長は「今回の焼却で問題解決のめどが立った。反対する住民の疑問に、きちんと答えたい」と述べた。
 センター立地自治体の大友喜助角田市長は「汚染廃棄物の保管農家の負担が軽減される。本焼却ではデータを確認し、安全に配慮しなければいけない」と語った。
 一方、仙南地域の本焼却に反対する住民グループは、組合に中止を申し入れるとともに、センター前で反対を訴えた。


2019年05月16日木曜日


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