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<七十七銀>3期ぶり減益 資金利益の減少や与信関連費用の増加影響

 七十七銀行は15日、2019年3月期連結決算を発表した。純利益は前期比3.5%減の176億7000万円で、3期ぶりの減益。資金利益の減少や与信関連費用の増加が影響した。
 連結経常収益は3.2%減の1094億8300万円で2期ぶりの減収。貸出金利息や役務取引等利益を伸ばしたが、有価証券利息配当金の減少が響いた。経常利益は9.3%減の233億5100万円で、経常減益は2期ぶりだった。
 子会社は5社。期末配当は2.5円増配して25円(年間47.5円)。自己資本比率は0.05ポイント低下の10.38%。20年3月期は経常利益250億円、純利益175億円を見込む。
 単体では、子会社3社の清算益を特別利益に計上したため純利益は3年連続の増益だった。本業のもうけを示すコア業務純益は16.8%減の192億3500万円。3月末の預金残高は0.9%減の7兆8918億円、貸出金残高は2.1%増の4兆7250億円。
 与信関連費用は45億1500万円増えた。今後の景気後退リスクに備え、一般貸倒引当額の算定基準を見直したことが要因という。不良債権比率は0.12ポイント低下の2.00%だった。
 同行は株主への利益還元のため、16日〜6月21日に自社株50万株総額8億円の市場買い付けを実施することも発表した。
 小林英文頭取は「低金利の厳しい環境下で前年並みの水準を維持した。手数料収入に跳ね返るコンサルティング営業の強化を着実に進めたい」と説明した。


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2019年05月16日木曜日


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