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岩手の被災農地全542ヘクタール復旧 陸前高田で田植え始まる

再整備が終わり作付けが始まった水田

 東日本大震災で被災した陸前高田市の高田沖地区で農地28ヘクタールの再整備が完了して15日、9年ぶりの田植えが始まった。これにより、岩手県内の被災農地計542ヘクタールは全て復旧を終えた。
 この日は自営業石川秀一さん(70)が約40アールにひとめぼれを作付けした。津波で機材が流失したため、田植え機は農機具メーカーに借りたという。
 石川さんは「地盤がでこぼこしていて大変」と悪戦苦闘しながらも「再開を諦めかけたが、自分の田んぼは自分で守りたい。黄金色に実る秋が楽しみ」と語った。
 高田沖地区の農地整備は事業費約11億8700万円。引き渡しは予定より1年遅れた。震災後に離農した地権者も多く、農地の9割は地権者とは別の農業者らが作付けする。


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2019年05月16日木曜日


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