宮城のニュース

<伊藤チェーン>「アークス」傘下に 営業基盤強化目指す

 食品スーパーの伊藤チェーン(宮城県柴田町)は16日、同業大手のアークス(札幌市)と経営統合に向けた基本合意書を交わした。アークスは伊藤チェーンの株主にアークス株を割り当てる「株式交換」を実施。9月1日に伊藤チェーンを完全子会社化する。
 伊藤チェーンは1974年創業。宮城県仙南地域を中心に、子会社を含め9店舗を運営する。グループの2018年3月期の売上高は133億円。
 アークスは、北海道と東北で食品スーパーを展開する事業子会社8社を傘下に置く持ち株会社。4月現在のグループ店舗数は335店、19年2月期の売上高は5122億円。
 アークスは11年にユニバース(八戸市)、12年にジョイス(盛岡市)、14年にベルプラス(同)を傘下に加え、東北の店舗網を拡大している。アークスの横山清社長が伊藤チェーンの会長に就く。伊藤チェーンの店舗名は変わらない。
 両社は中堅・中小スーパーの協業組織「CGCグループ」に加盟。人口減少が進む中、経営効率化や規模拡大を目指し統合を決めた。伊藤チェーンはアークスグループの持つ商品調達力や店舗運営力のほか、情報システムなどのインフラを活用し、将来を見越した営業基盤の強化やコスト削減に取り組む。
 同社の伊藤吉信専務は「ドラッグストアの出店攻勢など業態を超えた競争が激化している。大手資本の傘下に入って商品力や営業力を強化し、客に喜ばれる商売をしていく」と話した。


関連ページ: 宮城 経済

2019年05月17日金曜日


先頭に戻る