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「新顔」冷凍カツオ水揚げ 塩釜港に海外巻き網船、初入港

次々と水揚げされる冷凍カツオ

 宮城県塩釜市の塩釜港に16日、海外巻き網船が初めて入港し、冷凍カツオの水揚げを始めた。生鮮マグロに続く柱の一つと期待する冷凍カツオを積んだ「新顔」を、市場関係者は喜びの声を上げて迎えた。
 入港したのは、塩釜市の明豊漁業が所有する「第36昇喜丸」(349トン)。太平洋のミクロネシア連邦とパプアニューギニアの排他的経済水域でカツオを中心に約750トンを漁獲した。
 冷凍カツオは1匹当たり2.5〜4キロが中心。5日間かけて水揚げする予定で、市魚市場に次々運び込まれた。明豊漁業の親会社で水産加工の明豊(塩釜市)が刺し身用にするほか、缶詰用としてタイやバンコクに輸出する。
 第36昇喜丸は静岡県の焼津港に入ることが多いが、他の海外巻き網船で混んでいるため、初めて塩釜港に入った。
 明豊の松永賢治社長は「塩釜港には子会社の冷凍カツオ一本釣り船が毎月入港しており、呼び寄せた」と話す。
 卸売機関の塩釜魚市場(塩釜市)の志賀直哉社長は「実績になる。市が昨年11月に魚体選別機を導入したので間口を広げ、魚種を拡大したい」と歓迎した。


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2019年05月17日金曜日


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