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羽生選手ファン集うそば店「ゆづるの里」地域活性化に一役

地域活性化に一役買う「ゆづるの里」

 平昌冬季五輪フィギュアスケート男子で2連覇した仙台市出身の羽生結弦選手(24)=ANA、東北高出=のファンが集うそば店が、宮城県登米市中田町浅水地区にある。その名も「手打ちそば ゆづるの里」。地区住民約10人が運営を担い、人口減や高齢化が進む地域の活性化に一役買っている。

 ゆづるの里は2017年4月、地区の公民館「浅水ふれあいセンター」を管理する住民組織「浅水コミュニティ運営協議会」が開設した。長らく休眠状態だったセンター隣にある市の貸自転車施設を改装した。
 店名は羽生選手の祖父、故羽生利衛(としえ)さんの生家が浅水地区にあることにちなむ。店内の至る所に羽生選手の写真や新聞記事の切り抜きが張られている。羽生選手のルーツに触れようと、東京や名古屋から若い女性らがタクシーを使って訪れることも度々あるという。
 客の目の前でコシのある二八そばを打つのは、センターが開講したそば打ち教室で腕を磨いた男性陣。そばをゆでたり、天ぷらを揚げたりする女性陣も生き生きと働く。「おいしかったよ、と言われるのが励み」と皆が口をそろえる。
 羽生選手の五輪出場時は、住民有志がセンターに集まり声援を送った。及川豊二センター長(69)は「羽生君のおかげで、新たな交流や地区の一体感が生まれている。羽生君にもいつか、そばを食べにきてもらいたい」と笑顔で語る。
 営業は日曜の午前11時〜午後1時半。36食限定。メニューはざるそば、かけそば600円、季節の野菜・山菜の天ぷら盛り合わせ200円など。連絡先は浅水ふれあいセンター0220(34)2008。


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2019年05月17日金曜日


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