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被災者の孤立防ぐ 国際航業が仙台・田子西に交流施設オープン

地域住民が利用できるノキシタの交流スペース

 コンサルタント大手の国際航業(東京)の子会社アイネスト(仙台市)は、仙台市宮城野区田子西1丁目に複合施設「ノキシタ」をオープンさせた。障害者施設や保育園などが入って周辺住民との交流を促し、民間主導で東日本大震災の被災地の課題解決を図る。
 敷地面積4255平方メートル。障害者グループホーム(鉄骨2階)、障害者ショートステイと支援事務所(木造2階)、住民交流スペースと障害者就労支援カフェ(木造一部2階)、企業主導型保育園(鉄骨平屋)の4棟が建つ。
 周辺は震災の被災者が移り住んだ災害公営住宅や一戸建てが並び、住民同士のコミュニティー形成が課題になっている。国際航業は1994年から田子西地区の土地区画整理事業に携わった。震災後は被災者支援も担い、高齢者の孤立防止と介護予防を目的に事業を始めた。
 セレモニーには関係者約50人が出席。同社の土方聡社長は「高齢化社会に向けた先駆的な事業を成功させたい」とあいさつ。田子西町内会の川名清会長(70)は「住民とともに、障害者や園児と大家族のような空間にしたい」と話した。


2019年05月17日金曜日


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