宮城のニュース

<仙台・死体遺棄>遺体は同居の母と兄か 容疑の女供述

男女2人の遺体が見つかった住宅を調べる警察官=18日午前9時45分ごろ、仙台市青葉区大倉

 仙台市青葉区大倉の民家で身元不明の男女2人の遺体が見つかった事件で、2人の遺体が、仙台北署に死体遺棄容疑で逮捕された無職早坂あつ子容疑者(61)と同居する母親と兄とみられることが18日、捜査関係者への取材で分かった。
 逮捕容疑は、2人が自宅で死亡していることを知りながら、17日まで遺体を放置し、遺棄した疑い。「間違いないです」と容疑を認めている。
 同署によると、容疑者は、遺体が90代の母親と60代の兄と説明。母親は昨年12月ごろ、兄は今年3月ごろ死亡したといい「死んだまま手を付けなかった」と話しているという。
 容疑者宅は平屋。男性の遺体は居間のこたつで、女性の遺体は寝室のベッドの上で見つかった。いずれも横たわった状態で、腐敗していたという。
 母親と連絡が取れないことを心配した民生委員が17日昼ごろ、親戚と容疑者宅を訪れ遺体を発見した。
 容疑者宅は市西部の大倉ダム北側の民家が点在する集落にある。近所の住民によると兄は病気がちで、最近2人の姿が見られず、周囲から安否を心配する声が上がっていた。
 一家を知る60代女性は「(あつ子容疑者は)高齢の母親と病気の兄の面倒を懸命に見ていた。静かな場所で事件が起こり、嫌な気持ちだ」と話した。


関連ページ: 宮城 社会

2019年05月18日土曜日


先頭に戻る