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<ベガルタ>新加入の吉尾「成長見せる」

磐田戦に向けた練習で、利き足の左でボールを巧みにトラップする吉尾

 新加入の吉尾が憧れの存在との初対戦を待ち望む。高精度の左足で吉尾が昨季まで所属した横浜Mの黄金期を支え、現在は磐田でプレーする中村俊輔。横浜Mユース時代には共に練習して技術に衝撃を受けた。「成長した姿を見てもらいたい」。「黄金の左足」の後継者として才能を見せつける時が来た。
 前節まで7戦連続で先発。非凡な攻撃センスと利き足の左で放つ高精度のキックでチームを支える。2017年にトップチームに昇格した横浜Mでは出場機会が限られていた。「責任感のようなものが芽生え、『チームを勝たせたい』という思いが強くなった」。言葉に主力の自覚がにじむ。
 「4−4−2」の布陣で務める右サイドハーフは、プロ入り前に慣れた位置で不安はない。前後で連係する右サイドバックの蜂須賀は「カイナ(吉尾)に時間を持たせれば、カットインやクロスにつながる。オーバーラップした僕を使わなくてもいい」と信頼する。
 仙台は新戦力が次々と移籍後初ゴールを決め、ホーム3連勝と波に乗る。対照的に開幕から5戦全敗のアウェーでも白星を挙げるためには、前途有望な20歳の活躍が欠かせない。
 「考えすぎず、良い意味で無心になって足を振り抜きたい」。憧れだったレフティーに一歩でも近づくため、次こそプロ初得点を狙う。(斎藤雄一)


2019年05月18日土曜日


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