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<福島・大熊>本格帰還間近に迫る 初の災害住宅で入居者説明会

カーテンのサイズを確認する入居者

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が一部解除された福島県大熊町で17日、最初の災害公営住宅の入居者説明会があった。6月1日入居開始の1期分50戸が対象で、入居者に鍵が引き渡された。解除後、本格的な住民帰還が始まる。
 大川原地区の役場新庁舎東側に整備された災害公営住宅は木造平屋の2LDKと3LDK。県が代行整備した。町によると47世帯71人が入居見込みで、空きは追加募集を検討する。
 町役場であった説明会には42世帯が出席。渡辺利綱町長は「お帰りなさい。入居は新たなまちづくりへ進むに契機になる」とあいさつし、入居者代表の山本千代子さん(67)に鍵のレプリカを手渡した。
 会津若松市に避難する山本さんは「全て一から始まる不安はあるが、入居者のみんなで住み良い大熊にしていきたい」と笑顔を見せた。説明会後、入居者は早速内覧し、カーテンのサイズを測るなどしていた。
 近くには2期分の災害公営住宅40戸と、移住者向け再生賃貸住宅を整備中。コンビニエンスストアなど3店舗も6月にオープンする。


2019年05月18日土曜日


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