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<仙台・死体遺棄>容疑者の変化住民指摘 昨年末以降「人を避けるように」

 仙台市青葉区大倉の民家で男女2人の遺体が見つかった死体遺棄事件の発覚から一夜明けた18日、逮捕された無職早坂あつ子容疑者(61)の一家を知る集落の住民らの間に、動揺が広がった。母親と兄の姿が見えなくなったことを心配する声も一部で上がっていた。
 複数の住民によると、早坂容疑者は行方の分からない母親と兄と3人暮らし。兄は近年、脳梗塞を複数回患うなど体調を崩すことが多く、ここ数年はめったに外出しなくなったという。
 一家と旧知という女性は「母親は常に笑顔のかわいらしい人で兄もしっかり者。(早坂容疑者は)2人を支えようと、一生懸命に頑張っていた」と振り返る。
 容疑者が母親をデイサービス施設に送り届けたり、年金支給日に一緒に銀行を訪れたりする姿がたびたび目撃されていた。持病を抱えていたといい、住民からは「金銭面で困っていたのでは」との声も聞かれた。
 母親が死亡したとみられる昨年末以降、周辺から早坂容疑者の異変が指摘され、一部の住民が母親と兄の安否を気遣っていた。
 近くの男性は「(容疑者が)昨年末以降、人と会うのを避けるようになった」と言う。別の男性も「春先には玄関から顔だけを出して応接するようになっていた」と明かす。
 近所の60代女性は「地域の誰かに相談すれば、何か助けられたことがあったかもしれない。静かな集落でこんな事件があり、残念で仕方がない」と話した。


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2019年05月19日日曜日


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