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富谷市役所「はちみつプロジェクト」 屋上の養蜂、今年も始動

蜜蜂が飛び交う中、巣箱から蜜の詰まった巣枠を取り出す市民サポーターら

 宮城県の富谷市役所屋上で蜜蜂を飼い、収穫した蜂蜜を市内のスイーツ店などに販売する「とみやはちみつプロジェクト」が2019年度も始動した。採蜜は15日に始まり、18年度の146キロを上回る収穫を目指して7月まで続ける。
 プロジェクトは17年度に正式に始まった。市と市内のNPO法人SCR、市民サポーター25人の官民でつくる推進協議会(村上幸枝会長)が担う。
 巣箱には現在、越冬に成功した1群(約2000匹)を含め計8群(約7万2000匹)の西洋ミツバチがすむ。半径2〜4キロの花や木から蜜を集め、それを基に蜂蜜をつくる。
 今年初めて蜜を採取した15日は、市役所屋上でサポーターらが防護服を着て作業し、約36キロを収穫。糖度82.1%と市販品以上の甘さとなった。今回の主な蜜源は桜といい「香り豊かでおいしい」「上品な味わい」と笑顔で試食した。
 若生裕俊市長は「蜜蜂が育つのは自然豊かな地域。蜜蜂の里づくりを進めたい」と強調。初めてサポーターに加わった市内の兼業農家菊地永(はるか)さん(31)は「蜂の生態を知るにつれて愛着が湧いてきた。季節で変わる蜂蜜の色、味の違いを楽しみたい」と語った。


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2019年05月19日日曜日


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