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<楽天>今野、高卒6年目キラリ1勝 「宮城の星」2回無失点完璧救援

ロッテ戦の6回から登板し、プロ初勝利を挙げた東北楽天・今野

 九回2死、東北楽天の守護神松井が角中を遊飛に打ち取った瞬間、今野はベンチで笑みを浮かべた。六回から登板し2回無失点。八回の味方の逆転で、6年目にして待望の初白星を手にした。「初勝利は想像していなかった。うれしい」と素直に喜んだ。
 完璧な投球だった。六回、先頭の荻野に死球を与えたが後続を3人で断った。七回も三者凡退に打ち取り八回の逆転劇につなげた。平石監督は「いい流れを呼び込んでくれた。ナイスピッチング」とたたえた。
 2014年に宮城・岩出山高からドラフト9位で入団。最下位指名だったが、当時の故星野監督が「いい直球を投げる。宮城の星だな」と目をかけ、新人で1軍登板を経験させた。
 しかし右膝のけがで16年から育成契約となり、懸命のリハビリで17年に再び支配下登録をつかみ取った。今野は「パフォーマンスを戻せられるか不安だった。ここまで本当に長かった」と勝利をかみしめた。
 その上で「星野さんのためにも1軍で活躍して、チームが優勝できるように頑張りたい」。どん底からはい上がった宮城の星は、さらに光り輝くことを誓った。(中村紳哉)


2019年05月19日日曜日


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