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スマホアプリ「重機でGO」配信 気軽に操作訓練 人手不足解消狙う

「重機でGO」の画面。丸太をトラックに積む作業などが体験できる

 ショベルカーの操作をスマートフォンで気軽に体験できるアプリを人材派遣業トライアロー(東京)が開発し、配信を開始した。寿建設(福島市)の発案によるアプリで、重機を扱える人の裾野を広げ、業界の人手不足解消も狙う。
 アプリ「重機でGO」はショベルカーを使って岩を目的地まで運んだり、丸太をトラックに積み込んだりする操作訓練を7種類用意した。人身事故や横転、転落などの発生を回避するトレーニングも9種類そろえた。
 本物志向の操作性を追求した。重機のレバーは日本工業規格(JIS)用と、建設機械大手のコマツ用のどちらかを選択可能。二つのレバーを操ってアームを上下したり、左右に旋回したりできる。
 近年、建設業界は従業員の減少傾向が顕著で高齢化も進行する。人手不足に危機感を抱いた寿建設が、2年ほど前にトライアロー側にアプリ開発を提案したという。
 寿建設の森崎英五朗社長は「アプリを楽しむことで高校生らに業界に関心を持ってもらいたい。タイムを競うゲーム性があるのもいい」と語る。トライアローの小岩忍プロジェクトマネジャーは「規制緩和によって受け入れが拡大する外国人労働者への教育にも生かせるはずだ。多くの人に体験してほしい」と話す。
 現在配信しているのはアンドロイド版で、6月にはiPhone(アイフォーン)版なども配信。有料版(100円)のほか2種類だけ体験できる無料版もある。


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2019年05月19日日曜日


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