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<東日本大震災>被災農地に未来の種 園児らイモ植え交流

苗に水をやる参加者

 東日本大震災の津波で被災した仙台市若林区三本塚の畑で19日、農業体験企画「おいもプロジェクト」があった。市内の親子連れなど約40人が参加し、サツマイモの苗植えや地元農家との交流を楽しんだ。
 若林区沿岸地域で農業とコミュニティーの再生などに取り組むボランティア団体「ReRoots(リルーツ)」の主催。参加者はサツマイモの苗約240本のほか、落花生と枝豆の種を定植した。
 農作業後は近くの集会所で、農家が育てた野菜を使ったちらしずしやカブのあんかけ、お吸い物などを味わった。
 苗植えを体験した太白区の幼稚園児柴田悠馬(はるま)ちゃん(5)は「楽しかった。サツマイモが地球より大きくなってほしい」と願った。
 プロジェクトは8月にサツマイモを大きくするために必要な作業「つる返し」を行い、10月に収穫する予定。スイートポテトに加工して販売する計画もある。
 プロジェクトリーダーの東北大2年久保直子さん(19)は「自然の豊かさや季節の変化を全身で感じ、地域のファンになってほしい」と期待した。


2019年05月20日月曜日


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