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おいしく育て「坪沼米」 住民主催の田植えイベント、地域活性化に一役

子どもたちが、苗の手植え、田植え機の違いを体感した

 仙台市太白区坪沼地区の水田で田植えの体験イベントがあった。少子高齢化の進む地域を活気づけようと、住民らでつくる仙台坪沼活性化推進協議会が主催した。9月中旬に稲刈りをし、地元農家が「仙台坪沼米」の名称で直接販売する。
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 イベントは5日に実施され、市内の家族連れなど約60人が参加。泥と格闘しながら、約10アールの水田のうち半分にひとめぼれの苗を手植えした。残りは地元農家が子どもたちを田植え機に乗せて作付けし、手作業との速さの違いを体感してもらった。作業終了後は昨年産の仙台坪沼米で作ったおにぎりを試食した。
 家族で参加した中田小5年の沖田心春(こはる)さん(10)は「田植えをするのは初めて。泥の中を歩くのは難しかったけれど、きれいに植えられた。おいしく育ってほしい」と笑顔で話した。
 協議会は2016年の設立。市やよしもとクリエイティブ・エージェンシー(大阪市)と連携し、農業に関するイベントや農畜産物のブランド化に取り組んできた。
 今回の田植えにも、今年から市地域活性化協力隊員になった芸人の大河壮太さん、飯島拓馬さんが参加した。2人は18年度から「農業で住みます芸人in仙台」として坪沼地区で暮らしながら活動していた。
 協議会事務局の佐藤達雄さん(59)は「多様なイベントを通じて都市部に暮らす方に農業や食の大切さを知ってもらいつつ、交流人口を増やして地域を元気にしていきたい」と語った。


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2019年05月20日月曜日


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