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<なでしこL・マイナビ仙台>隅田が同点弾、チームに勇気

仙台―新潟 後半43分、仙台の隅田(左)がミドルシュートを決め、1―1とする

 5連敗中だった仙台に復調への薄日が差した。粘って終盤に追い付き、6戦ぶりの勝ち点を獲得。新加入の隅田のゴールが不振のチームに勇気を与えた。「こういう状況だったので、決められてうれしい」。不振からの脱却へ貢献できた喜びに浸った。
 前節まで8試合で総失点5の新潟の堅守を土壇場でこじ開けた。0−1の後半43分、左サイドの小野からパスをペナルティーエリア外の中央付近で受ける。「つなぐか蹴るか迷った」。考えた末に勇気を持って右足を振り抜く。力強いシュートは相手の足元を抜け、ゴールネットを揺らした。
 5連敗中でチームに欠けていたのは勇気だった。辛島監督は「思い切ってシュートを打つ場面が今までなかった」と指摘する。守備も同じ。リーグ戦初先発の北原は「ベンチで見ていて、球際の競り合いで相手より緩い部分があった。そこを何とかしたかった」と話した。前半の失点を引きずらず、北原は後半の新潟の追撃をゴール前で体を投げ出したクリアで封じた。
 前半戦が終了して1勝2分け6敗の最下位。満足できる結果ではないが、最後に勝ち点を奪えたのは収穫だ。「やっていることは間違っていない。続けていく」と隅田。8月末の再開まで、勇気を胸にリーグカップで進化を図る。(原口靖志)


2019年05月20日月曜日


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