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<青森県知事選>佐原氏、県政の転換アピール 三村氏、実績強調支持固め 選挙サンデー

(上)笑顔で市民に支持を求める佐原氏(下)有権者と握手を交わす三村氏=いずれも青森市

 任期満了に伴う青森県知事選(6月2日投開票)は、告示後初の日曜日となった19日、無所属新人の歯科医佐原若子氏(65)が青森市を、無所属現職の三村申吾氏(63)が、主に弘前市をそれぞれ回り、支持固めに奔走した。佐原氏は現職批判を展開し、県政の転換をアピール。三村氏は、農林水産業などでの実績を強調し、県政の継続を訴えた。
 佐原陣営は終日、大票田の青森市内で選挙カーを走らせ、5カ所で街頭演説した。佐原氏は「最低賃金のアップ」や「主要農作物種子法に代わる地方条例の制定」などの公約を説明。「県民を無視した三村県政を替えなければならない」と主張した。
 原子力政策に関しては「事故が起きれば豊かな土壌が根こそぎ汚染される。青森に再処理工場も使用済み核燃料もいらない」と力を込めた。
 買い物客でにぎわう大型商業施設前では、国民民主党県連代表の田名部匡代参院議員や共産党の高橋千鶴子衆院議員(比例東北)がマイクを握った。田名部氏は「困っている人に目を向ける政治をつくっていこう」と呼び掛けた。国民の森裕子参院議員(新潟選挙区)も駆け付けるなど「与野党対決」を印象付けた。
 三村氏は公務をこなしながら、弘前市を中心に選挙カーで津軽地方を巡った。街頭演説は農村部の計4カ所で実施。各会場とも多くの聴衆が集まった。
 三村氏は4期16年を振り返り、好調な農業産出額や県内の医師数の増加といった実績を列挙。「食べていける、命が守られる青森県にするとの強い思いで進めてきた」と強調した。
 自民党県連会長の江渡聡徳衆院議員(比例東北)もマイクを握り、県予算の収支均衡化に努めた三村氏の手腕を高く評価。「県の課題に対しきちんと答えを出し続けてきてくれた」と支持を訴えた。
 三村氏は公約に掲げる1次産業のさらなる活性化や県内での起業支援の必要性を主張。「青森県で働いて納得のできる人生を送れるような仕組みを整える」と声を張り上げた。


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2019年05月20日月曜日


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