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<名取・閖上まちびらき>SNS映え 復興発信 仙台高専生が撮影コーナー企画

フォトフレーム製作に励む生徒たち=仙台高専名取

 東日本大震災の津波被害を受けた宮城県名取市閖上地区の復興を発信する26日の「まちびらき」で、仙台高専名取の生徒たちが記念撮影コーナーを企画している。会員制交流サイト(SNS)に見栄えがする写真を投稿してもらおうと、屋台風の撮影用セットなどを製作。生徒たちは「復興、再生した街のいまを多くの人に知ってほしい」と意気込む。
 手掛けるのは坂口大洋教授の研究室で建築デザインを学ぶ5年生と専攻科1、2年生の8人。撮影用セットは木製で「フォトフレーム」と呼ばれ、人が写真に収まるよう窓に似た枠を設けた。
 まちびらきのサブ会場のゆりあげ港朝市には、屋台をイメージした高さ1.8メートル、幅80センチ、奥行き60センチの撮影用セット4基を配置する。メッセージを書き込める黒板のような塗装を施した。車輪を付けて移動できるようにし、枠に映り込む背景を自由に変えられるようにした。
 メイン会場の閖上公民館近くの緑道では、ベンチが付いた2メートル四方の門の形をしたセットを用意。複合商業施設「かわまちてらす閖上」の会場にも置く。各会場に閖上にちなんだデザインのかぶり物を準備する。
 坂口研究室が閖上地区の復興支援に携わってきた経緯から昨年11月、まちびらきのイベントとして提案。今年2月に本格的な検討を始め、今月に入って製作に取り掛かった。
 仙台高専専攻科2年の加藤春奈さん(21)は「震災から8年かけて閖上がここまで復興したと、世界の人に見てもらいたい」と期待する。撮影用セットはまちびらき後も閖上地区のイベントなどで使う予定。


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2019年05月21日火曜日


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