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難病の伊テノール歌手 音楽の指導通じ障害理解を図る 仙台・常盤木学園高

生徒に発音の仕方を教えるヴォレーリさん(中央)

 仙台市青葉区の常盤木学園高で20日、難病を抱えるイタリアのテノール歌手マルコ・ヴォレーリさんと生徒の音楽交流イベントがあり、音楽科1〜3年の54人がプロの指導を受けた。
 来年の東京五輪・パラリンピックに向けたイタリアと仙台市の交流事業の一環。ヴォレーリさんは多発性硬化症という神経性の難病を患っており、高校生に障害への理解を深めてもらおうと、仙台市やスポーツ団体などでつくる仙台・イタリア交流事業2019実行委員会が企画した。
 東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」をイタリア語で練習した。イタリア語の「u」と日本語の「う」が似た発音のため、ヴォレーリさんは身ぶり手ぶりを交えながら「唇をしっかり突き出すとイタリアのオペラらしい響きになる」とアドバイスした。
 3年の中條朱葉さん(17)は「言葉は分からなくても、体全体で指導してくれて分かりやすかった」と話した。


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2019年05月21日火曜日


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