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<仙台市>外国人宿泊20万人超 18年、台湾定期便増 後押し

 仙台市は21日、2018年の市内の外国人宿泊者が20万4340人に達し、4年連続で過去最多を更新したと発表した。台湾からの観光客が仙台空港の定期便増加などで伸びたため、17年から21%増となった。20万人は東日本大震災前の水準の約2倍となる。
 市によると、14〜18年の外国人宿泊者数の推移はグラフの通り。5年連続で増加している。
 18年は台湾からの宿泊者が38%増加し、8万8150人となった。国・地域別で最も多く、全体の4割超。伸び率もトップだった。
 仙台空港発着の台湾との定期便が週1往復増え、週13往復になった効果のほか、8月に定期路線が就航した花巻空港(花巻市)から仙台を訪れる人が増えたことが要因とみられる。
 台湾に次いで宿泊者が多かったのは中国で2万9116人。タイ1万1554人、米国1万1062人、香港7152人、韓国7013人と続いた。タイは18%の増となり、台湾に次ぐ伸び率だった。
 市文化観光局の担当者は「日本へのリピーターが増え、東北や仙台に関心が高まっている」と分析する。
 市内の外国人宿泊者は、震災前の08年が9万8210人だった。震災発生でいったん激減したが、14年の6万8834人から回復基調となり、18年までの4年で約3倍に急増した。
 日本人を含む宿泊者は2.5%増の587万3875人、うち市中心部は4.0%増の447万9340人。フィギュアスケート男子で五輪連覇した市出身の羽生結弦選手(24)=ANA、宮城・東北高出=の祝賀パレードが4月に開かれ、押し上げたとみられる。郊外の秋保温泉は3.5%減、作並温泉は5.2%減だった。


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2019年05月22日水曜日


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