山形のニュース

門前の明かり 宿坊街彩る

ちょうちんの設置を祝って歩く山伏ら

 出羽三山(羽黒山、湯殿山、月山)の宿坊街、山形県鶴岡市羽黒町手向(とうげ)地区に、宿坊や民家の門前を飾るちょうちん40張りが設置された。祭事などの際に日暮れから点灯し、風情のある町並みに彩りを添える。
 ちょうちんは高さ約60センチ、直径約30センチで、三山の名前と「山伏の里」という文字が記されている。発光ダイオード(LED)と電池を使い、夜間になると温かな色合いでともる。ちょうちんを下げる台座には出羽三山神社の神木を用いた。
 4月の点灯式では山伏がほら貝を吹き鳴らすなどした後、住民と宿坊街を練り歩き、整備を祝った。
 地区の住民でつくる「手向まちなみ提灯維持保全会」の早坂真一会長は「修行を終え、山を下りてきたばかりの山伏をちょうちんで迎える風習は、昔から手向地区に残る地域文化の一つだった。その歴史を継承していきたい」と話した。


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2019年05月22日水曜日


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