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プラごみ削減の先進市へ 気仙沼市が対策会議設立

プラスチックごみによる海洋汚染問題の対策を検討する推進会議の初会合

 プラスチックごみによる海洋汚染が国際問題となる中、水産業が主力産業の宮城県気仙沼市は22日、プラごみ削減の対策を検討する「市海洋プラスチック対策推進会議」を設立した。漁業者や消費者と連携し、漁具の適正処理や市内で出るプラごみの削減を目指す。
 宮城県内の自治体で本格的に海洋プラスチック問題に取り組むのは初めて。
 気仙沼市は水産加工業や運送なども含めて産業の7割が水産に依存するといわれる。全国屈指の水産都市としてプラごみ問題で先進的な取り組みを目指す。
 会議は学識経験者や漁業団体、消費者団体などの代表ら21人で構成。市役所であった初会合で(1)プラスチックごみの削減とリサイクル(2)徹底した回収と適正処理(3)意識の啓発と改革−を基本方針に据えた。
 具体的な取り組みとして、市内の小売店と協力したレジ袋の有料化促進や過大包装の抑制などを目指す。
 漁業者が出すごみの削減、回収も重点課題となる。漁業者に船上での適正なごみの処理を促し、漁業者が保管する使用済み漁具の回収促進も図る。
 議長を務める菅原茂市長は「海と生きる気仙沼市としては当事者意識を持って問題に取り組む必要がある。市民と協力しながら、世界に発信できるモデルをつくりたい」と話した。


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2019年05月23日木曜日


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