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<楽天>茂木、自信の快音 宿敵からソロと適時打

5回東北楽天無死、茂木が右越えに勝ち越しソロを放つ

 苦戦してきた投手を見事に攻略した。東北楽天の茂木は昨季10打数1安打と抑え込まれた日本ハムの先発有原から五回に決勝打となる右越えソロ、六回は試合を決定づける中前適時打を放ちチームの4連勝に貢献した。「どういう場面でも諦めずにみんなでプレーしてきた結果」。ヒーローはどこまでも謙虚だった。
 先発古川が四回に3失点して同点に追い付かれた直後、五回の先頭で打席が回ってきた。「後ろに強力な打者がいる。得点圏に進めば勝ち越してくれる」。1番打者としてつなごうという意識だった。
 「引っ張れる球を待っていた」。1ボール1ストライクからの3球目。内角高めに入ってきたカットボールを振り抜くと、打球は狙い通り右翼スタンドに吸い込まれた。平石監督は「待ち方を変えずによく割り切って打ってくれた」とたたえた。
 勢いは止まらない。六回、2死二塁では2ボール2ストライクと追い込まれたが、甘く入ったフォークボールを見逃さなかった。「バットに当てたら何とかなると思った。食らい付いた」と満足げだった。
 「1年目から結構抑えられてきた。打てて良かった」。早大の先輩でもある宿敵から快音を響かせた4年目の声には自信がみなぎっていた。
(伊藤卓哉)


2019年05月23日木曜日


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