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医療用ロボが歩行訓練お助け 仙台にケアセンター開設

両脚に装着した「HAL」が歩行をアシストし、運動機能回復を促す=仙台市泉区

 医療用ロボットを手掛けるサイバーダイン(茨城県つくば市)と医薬品卸のバイタルネット(仙台市)などは25日、最先端のロボット技術を活用した歩行トレーニングができる「仙台ロボケアセンター」を仙台市泉区八乙女3丁目のバイタルネット八乙女ビルに開設する。脳卒中や脊髄損傷で後遺障害を負い、リハビリ後に自宅療養する人の社会復帰を後押しする。

 全国8カ所目、東北で初めてとなるロボケアセンターには、サイバーダインが開発したロボットスーツ「HAL」を3台(S、M、Lサイズ)配備。両脚18カ所に貼った電極パッチで脳から筋肉に送る電気信号を検知し、モーターを作動させる仕組みだ。
 HALは歩行時の重心の位置や関節の動きをコンピューターで計測。トレーナーが利用者ごとのメニューで適切な歩き方を補助する。自力では動かせない関節の可動域を広げ、筋力を上げることで自力歩行につなげる。
 運営に当たるバイタルネットの加藤康則センター長は「HALを置く医療施設は限られる上、退院後は使うことができない。職場復帰など自立を目指す人に利用してほしい」と呼び掛ける。
 利用料は90分1万8000円。予約が必要で、利用前に症状を確認するカウンセリングを受ける。25日午後1時からは記念講演会と内覧会がある。連絡先は022(218)6115。


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2019年05月25日土曜日


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