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名取・閖上で交通事故1.5倍 まちびらき控え注意喚起

県道と市道が交わる交差点に取り付けられた一時停止の標識=名取市閖上

 東日本大震災からの復興まちづくりが進む宮城県名取市閖上地区で、交通事故が増えている。県警によると、今年は4月末時点で前年同期の1.5倍に当たる22件に達した。岩沼署は交通量増加が見込まれる26日の閖上地区まちびらきを前に、安全運転を呼び掛けている。
 事故の内訳は物損事故18件(前年同期9件)、人身事故4件(同6件)。月別は2月と4月が各8件で最も多く、3月は5件だった。
 発生時間は午前7時〜午後4時に集中し、全体の約8割の計18件が起きている。事故当事者の居住地は、ほぼ全てが閖上以外だった。日中に観光などで訪れたドライバーが不慣れなため、事故に遭うケースが多いとみられる。
 閖上地区では3月末に仙台東部道路名取インターチェンジ(IC)と広浦橋を結ぶ市道の一部区間が開通し、4月下旬に商業施設がオープンするなど復興まちづくりが急速に進む。事故増加の背景について、岩沼署交通課は「道路環境が刻々と変わり、交通量が増えている」と説明する。
 大勢の来場者が訪れるまちびらきに間に合うよう、県道と市道が交わる交差点に22日、一時停止の標識が新設された。同課の後藤純一課長は「道路が良いとスピードを出したくなるが、危険が潜んでいる。閖上に行く際は安全運転に努めてほしい」と話す。


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2019年05月25日土曜日


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