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インバウンド、雪遊びが好評 山形・飯豊が誘致2年連続最多

バナナボートに乗って雪遊びを楽しむ台湾人旅行者=今年1月、山形県飯豊町

 冬の訪日外国人旅行者(インバウンド)誘致を積極的に進めている山形県飯豊町で、今年1〜3月のインバウンドの実績が、同時期としては過去最多の約4000人に上ったことが分かった。最多の更新は2年連続で、東日本大震災前の水準を大きく上回った。以前は東京や仙台空港経由が多かったが、今年は新潟空港経由で訪れる台湾人観光客が大半を占めた。
 町観光協会によると、協会は2009年から、雪の降らない台湾をターゲットにスノーモービル体験など多彩な雪遊びを売り込み、10年1〜3月は約2100人にまで増えたが、震災後に激減。13年は、約240人まで落ち込んだ。
 しかし、16年に新潟空港に台湾便が就航すると、台湾旅行会社との関係強化の取り組みが実り、新潟空港の利用ツアー商品に飯豊町での雪遊びが組み込まれるようになったという。昨年は3032人だった。
 東北中央自動車道の南陽高畠−山形上山インターチェンジ間が今年4月に開通し、仙台、山形、福島の3市を結ぶ環状高速道路ネットワークが誕生したことも今後の誘客の弾みになりそうだ。
 同協会の二瓶裕基事務局長は「町へのインバウンドが増える余地はまだあり、広域観光連携がますます重要になる」と話す。


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2019年05月25日土曜日


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