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<とうほくドローンeye>頂いざなう燃える赤 徳仙丈山ヤマツツジ・気仙沼

 一足飛びの夏に誘われたように、徳仙丈山(710メートル)がヤマツツジの赤に染まった。その数およそ50万本。中腹から頂上まで燃えるように染め上げられた山肌は、はるか三陸の海岸線からもくっきり浮かぶ。
 徳仙丈山はかつて、かやぶき屋根の材料になるススキの群生地だった。需要が減ったススキに代わって山を彩ったのが、もともと自生していたツツジ。
 地元の人々の手厚い保護もあり、今や「日本一のツツジ群生地」と称される。
 毎年訪れるという岩手県紫波町の主婦竹村悦子さん(64)は「前を見ても後ろを振り返っても、見事に赤一色。いつの年も圧巻の景色です」。周りをすっかり赤に変えた小宇宙がことしもまた、訪れる人たちを包み込む。
(写真部・佐々木浩明、庄子徳通)=随時掲載=


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2019年05月26日日曜日


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