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<楽天>岸、復帰戦好投 7回6K1失点

7回を投げ、3安打1失点と好投した東北楽天先発の岸(川村公俊撮影)

 痛恨の被弾だった。左太もも裏痛で戦列を離れていた東北楽天の岸は、復帰登板で快投を見せたものの、1−0の七回無死、先頭のロメロに左越えソロを浴びた。マウンドで舌をかみながら悔しさを押し殺した。
 3ボール1ストライクとカウントを不利にしてからの5球目、甘く入った142キロの直球を捉えられた。
 ただ、失投と言えるのはこの1球だけで、「本塁打以外は良かったと思う」。序盤からストライクゾーンの隅を突き、オリックス打線を寄せ付けなかった。
 一回。先頭の小田を2球で追い込むと、146キロの外角低めの直球で見逃し三振に仕留めた。その後もカーブ、チェンジアップなどがさえ、緩急を巧みに付けた投球で7回で6三振を奪った。許した安打もわずか3。復活を鮮烈に印象づけた。
 当初4月下旬の復帰も考えられたが、患部の状態なども勘案して延期に。2軍で2度登板し、慎重に1軍復帰を目指してきた。「これだけのお客さんの前で投げられるのはうれしい」。久しぶりの大観衆の声援に奮い立ったようだ。
 伊藤投手チーフコーチは「期待通りの投球だ。不安もなく投げられていた」。エースの復活は、チームがこれから上昇気流に乗っていく好材料だ。(伊藤卓哉)


2019年05月26日日曜日


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