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<ベガルタ>守備決壊、今季最多タイ3ゴールでも届かず

清水−仙台 後半44分、清水・ドウグラス(右)に痛恨の勝ち越しヘッドを決められる仙台DF陣(佐藤将史撮影)

 シーソーゲームの結末は冷酷だった。仙台は今季最多タイの3ゴールを挙げたが、甘い守備を突かれ今季最多の4失点。開幕からアウェー7連敗で、選手たちは力無くピッチに座り込んだ。
 3−3で勝ち点1が見えかけた後半44分。右サイドで北川にフリーでボールを拾われた時点で勝負ありだった。永戸が距離を詰めたが、ふわりとした右クロスをドウグラスに頭で決められた。永戸は「中の人数は足りていたと思うけど、自分がもう一歩寄せられれば防げた」と悔やむ。
 最後の痛い失点は必然だった。後半14分に長沢のゴールで追い付いたが、右サイドに立ち位置を変えた北川を自由にさせ過ぎた。クロスやシュートで再三のピンチを招いていた。「うまくいかない中央のマークの受け渡しが原因で、サイドに強く当たれない場面が続いた」と松下。仙台は負傷や疲労で選手を代えざるを得ず、ベンチワークでも後手に回った。
 開始早々の前半2分に松下が決めた先制点、吉尾のプロ初ゴールなど前向きな材料もあるが守備崩壊を前にしては素直に喜べない。試合終了直前にはハモンロペスがラフプレーで退場し、余計に後味を悪くした。
 アウェー2連戦は計6失点で2連敗。最悪の結果に渡辺監督は「イージーにやられ過ぎている。(守備の練習で)突き詰めるようやり切らせていない、私の責任」と認めるしかなかった。(斎藤雄一)


2019年05月26日日曜日


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