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<仙台六大学野球>福祉大V 先発の山野安定、36回連続無失点

福祉大―学院大 7回を投げ学院大打線を無得点に抑えた福祉大の先発・山野

 守りの野球が王者の真骨頂だ。福祉大は盤石な戦いぶりで3季連続71度目の栄冠に輝いた。
 今季29回無失点の先発山野はこの日も安定していた。毎回のように走者を背負いながらも、踏ん張りどころをよく知っている。140キロ後半の直球とスライダーがここぞというところで切れた。
 昨年の全日本選手権を経験したことで投手陣の経験値は格段に上がった。山野も精神面で成長を見せ、ピンチでも簡単には動じない。「苦しい場面でも1球ごと考えながら投げられている」。連続無失点を36回に伸ばし、充実の表情を見せる。
 チーム打率は2割3分6厘と振るわないが、その分機動力を生かして少ない好機をものにしてきた。初回の攻撃が象徴的だ。1死一、三塁から一走永浜が二盗を試み、送球間に里見が本塁を陥れた。三回も先頭檜垣が死球で出ると、里見のバントが内野安打となり好機を広げ3得点。今季の福祉大にとってはセーフティーリードと言える点差だ。
 6月の全日本選手権で2連覇を狙う。「もう一度全日本の優勝旗を取りにいくスタートラインに立てた」と大塚監督。強固な投手陣を武器に4度目の頂点を目指す。
(大谷佳祐)


2019年05月26日日曜日


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