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復活の海上渡御、鮮やかに 石巻・寄磯浜で熊野神社の例祭

みこしを載せて海上を旋回する船

 東日本大震災で被災した宮城県石巻市寄磯浜で26日、熊野神社の例祭が開かれた。震災後初めてみこしの海上渡御が執り行われ、色とりどりの大漁旗を掲げた約20隻の船が海原を彩った。
 地元の若者らがみこしを担いで寄磯漁港周辺を練り歩いた後、みこしと共に船に乗って漁港を出発。住民らを乗せた船が続いた。金華山を望む場所で海上を大きく3度旋回し、大漁や海上安全を祈った。
 みこしを担いだ同市寄磯浜の会社員遠藤達也さん(31)は「震災直後は祭りどころじゃなかった。海上渡御が復活し、みんなで力を合わせることが地域の活気につながる」と話した。
 海上渡御は50年以上前から続く地域の伝統行事。震災後に中断していたが、漁港や住宅地の整備が進み再開の機運が高まった。


2019年05月27日月曜日


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