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5色の苗植え「モアイ」描く 南三陸・田んぼアート

田んぼアートの苗を植える参加者

 東日本大震災で被災した宮城県南三陸町志津川の廻館地区で26日、田んぼアートの田植えがあった。廻館営農組合が企画し、今年で3回目。これまでは町特産のタコが題材だったが、今回は志津川高の生徒が町のシンボルであるモアイをデザインした絵柄を採用した。
 田植えには町民やボランティアら約70人が参加。モアイの絵柄を浮き上がらせるため、田んぼ約50アールに赤や紫など5色の稲の苗を植えた。稲は6月末に色づき、見頃を迎えるという。
 昨年に続いて参加した志津川小6年の須藤万智さん(11)は「苗を手で植えるのは大変だったが、田んぼに入ることができて楽しかった。今年はどんな絵になるか楽しみ」と話した。
 震災の津波で廻館地区の農地は被災したが、圃場整備を終えた2017年に営農を再開。田んぼアートは農業の活性化を目的に同年から実施している。廻館営農組合の西城善昭組合長(66)は「多くの人に見てもらえるような町の名所になればうれしい」と語った。


2019年05月27日月曜日


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