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<日本海中部地震>発生から36年、男鹿の海岸で慰霊式 児童13人犠牲で追悼のお弁当

お供え物が置かれた慰霊碑の前で祈りをささげる遺族ら

 1983年に発生し、計104人が命を落とした日本海中部地震から36年となった26日、遠足で来ていた旧合川南小(秋田県北秋田市)の児童13人が津波の犠牲になった秋田県男鹿市戸賀の加茂青砂海岸で慰霊式があった。遺族ら約50人が参列し、命を奪われた子どもたちに祈りをささげた。
 高台にある慰霊碑の前にはペットボトルのジュースや菓子、手作りの弁当が供えられた。読経の中、遺族らは慰霊碑の前で手を合わせ、冥福を祈った。慰霊式後、参列者は海岸に向かった。お供え物を置いた後、海に向かって手を合わせ、わが子に思いをはせた。
 北秋田市の三浦欽一さん(74)は、5年生だった長女民子さん=当時(10)=が津波にのまれた。「亡くなってから、娘を一日も忘れたことがなかった。海岸に来ると、娘と心で通じ合っている気がしてうれしい」と話した。
 日本海中部地震では秋田県で83人、青森県で17人、北海道で4人が亡くなった。


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2019年05月27日月曜日


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