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<宮城県高校総体>片桐(仙台工)初優勝 女子砲丸投げ 三浦(柴田)200も制し3冠女子

女子砲丸投げ決勝 11メートル93で優勝した仙台工の片桐

 宮城県高校総合体育大会陸上競技最終日の27日、利府町の宮城スタジアムで男女14種目の決勝があった。
 女子砲丸投げは片桐琴香(仙台工)が11メートル93で初優勝。女子200メートルは県高校記録保持者の三浦由奈(柴田)が大会記録を0秒45縮める24秒57で制し、100メートル、400メートルリレーと合わせて3冠を達成した。男子200メートルは鵜沢飛羽(築館)が大会記録を塗り替える21秒45で2連覇を達成。100メートルと合わせて2冠に輝いた。
 男子3000メートル障害は小原響(仙台二華)、男子三段跳びは小野惟斗(柴田)、女子3000メートルは木村梨七(仙台育英)がそれぞれ2連覇を成し遂げた。
 学校対抗は男子が柴田、女子は常盤木学園が制した。

◎片桐(仙台工)初優勝 女子砲丸投げ/自然体技術で勝負

 自然体を貫いて頂点に立った。女子砲丸投げは片桐(仙台工)が自己ベストを82センチ上回る11メートル93をたたき出して初優勝。「集中した試合運びができた」と大きくうなずいた。
 上位8人による後半の試技。153センチ、65キロの体はひときわ小さく見えた。「背が低いから技術で勝負するしかない。こつは脚を使うこと」。地面からの反発を利用して勢いを付け、砲丸を押し出すように投げて好記録につなげる。実力者の試技を見て焦らないように、待ち時間は背を向けてストレッチに専念した。
 高校入学後はやり投げも掛け持ちしていたが、手応えがないので昨年から円盤投げに挑戦。足の移動が砲丸投げと似ていることで相乗効果を生んだ。駅伝にも挑戦して脚力を鍛えた。
 仙台市長町中時代に全国大会を経験しているが、県大会で頂点に立つのは初めてだ。中学の時から、今回2位の秋葉(白石)がいつも立ちはだかってきた。
 メダルをもらうのも初めて。しまい方が分からずに秋葉や3位の高橋(白石工)に教えてもらった。「意外に重かった。砲丸よりは軽いけど」。初めてかみしめる栄冠に初々しさは隠せなかった。(剣持雄治)


2019年05月28日火曜日


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