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<超えろ、夏 県高校総体注目校>(下)バドミントン女子 常盤木学園/攻めの姿勢でV狙う

県高校総体団体戦の頂点を目指し、ダブルスのパートナー古田菜摘(右)と連係を確かめる武田主将=仙台市青葉区の常盤木学園

 バドミントン女子団体は聖ウルスラ学院英智が37連覇中。平成どころか、昭和の時代から宮城の頂点を極め続けている。
 「僕が生まれた時から負け続けているということです」。常盤木学園の木戸道治監督(28)は苦笑いする。日本勢初の五輪金メダリスト、ダブルスの高橋礼華、松友美佐紀組も輩出した強豪の壁は高くて厚い。
 「中学生の時からウルスラが立ちはだかっていた。だからこそ勝ちたい」。仙台市高砂中出身の武田愛(まなみ)主将(3年)は燃えている。昨年の県高校総体はシングルスで準々決勝に進んで自信を得た。各大会でウルスラの選手と接戦を演じており「攻めの姿勢を貫きたい」と勝機を探る。
 練習は日本代表として国際大会に出場した経験のある木戸監督を相手に、黙々とシャトルを打ち返す。「球をしっかり見て」「足を使って」。熱のこもった指導に大粒の汗をかきながら食らい付く。
 身近な存在も励みだ。昨年の県高校総体シングルスでは同校の神山歩美(現日体大)が聖ウルスラ勢を抑えて制した。先輩の奮闘に「優勝するまでの苦労を見てきた。自分たちも負けてはいられない」と副主将の小泉りの(3年)。登米市の自宅から学校までは片道2時間。午前7時に始まる朝練習にも休むことなく取り組んでいる。
 24、25日にあった個人戦は王者・聖ウルスラの前に屈した。「歴史を変えたい。令和は常盤木の時代にしたい」。集大成の大会にしようと、2人は闘志を燃やしている。


2019年05月28日火曜日


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