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フラで笑顔再び届ける 全国キャラバン8年ぶり復活 熊本や広島など20カ所訪問

1日限りの特別公演で後輩にエールを送るフラガールのOGたち

 東日本大震災で被災した温泉レジャー施設スパリゾートハワイアンズ(いわき市)のフラガールが復興を願い、各地を巡った「全国きずなキャラバン」が8年ぶりに復活する。OGが26日、1日限りの公演でエールを送り、応援への恩返しの思いや全国に届ける笑顔を後輩たちに引き継いだ。

 キャラバンは6月21、22日の熊本県を皮切りに11月まで全国約20カ所を回る。熊本地震の熊本のほか西日本豪雨の広島、岡山両県など被災地も巡る。
 26日は出発式を前に、震災のあった2011年のキャラバンを経験したOGのダンサー13人がステージに登場。「フラガール〜虹を〜」など10曲で華麗な踊りを披露し、歓声を浴びた。
 11年は5〜10月に全国26都府県と韓国ソウルの計125カ所を巡り、247公演を行った。地震で被災した施設は当時休業中。フラガールは被災者を元気づけ、福島・東北の頑張りを発信し復興の象徴となった。
 当時リーダーだった加藤由佳理さんは「周りの方のおかげで自分たちがあると痛感した。現役のメンバーには全国に感謝の思いと笑顔をたくさん届けてもらいたい」と話した。
 現在のキャプテンのアウリイ晴奈さんは11年入社で、当時はキャラバンに加わらずレッスンに励んだ。「先輩の踊りや言葉から、しっかりやるべきことをやっていく責任を感じた。戻ってきた時に一回りも二回りも成長した姿で踊ることができたらいい」と決意を語った。
 キャラバン復活は福島の現状を全国に発信し、交流人口拡大につなげるのも狙い。3人で回り、ショーやフラダンス教室を行う。


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2019年05月28日火曜日


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