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町議会モニター手厳しく 顔触れ同じ/緊張関係ない/具体例乏しい→議員「身に染みる」

厳しい意見が相次いだ亘理町議会のモニター会議

 議会活動の在り方を住民の視点から提言するため2018年度に導入された宮城県亘理町議会モニターの最終会議が27日、町役場であり、モニターから「町執行部と議会に緊張関係が見られない」「担当課に聞けば分かる程度の一般質問」などと厳しい意見が相次いだ。議員は神妙な面持ちで耳を傾けた。

 モニターを務める町内の男女8人のうち7人と、正副議長、議会運営委員会委員の計9議員が参加した。
 モニターの任期は昨年6月から今年5月末まで。昨年の6月定例会以降、「議会運営」や「一般質問」など6項目48件の意見や提言が寄せられた。
 「質問者の顔触れが同じ」「一般質問に地元の具体例が乏しい」「議員のなり手不足解消のために何をしたか」といった指摘に対し、最終会議で議会側は「今後、検討する」「努力したい」などと文書で回答。複数のモニターが「執行部の答弁のようだ」「われわれの意見から何を得ようとしたのか」と反発した。
 最終的には議員一人一人が答弁し、各議員は「厳しい意見を頂いた」「身に染みる指摘が多かった」と平身低頭だった。佐藤実議長は「意見を重く受け止める。町民との距離をもっと縮め、議員の資質向上に取り組まなければならない」と襟を正していた。
 議会モニターは公募制で、昨年度、県内の町村議会で初めて導入した。議会の傍聴や議会だより、議会ホームページなどのチェックを通じ、提言などを求めた。


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2019年05月29日水曜日


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