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<青森知事選>投票率向上へあの手この手 啓発役に女性アナ起用や独自クーポン券を配布

イベントで投票を呼び掛ける女性アナウンサーら

 青森県知事選(6月2日投開票)で、関係機関が投票率アップに向けた取り組みを展開している。県選管は啓発に女性アナウンサーを起用。期日前投票所がある商業施設は独自に割引券などを配布する。過去3回の知事選の投票率は50%を下回っており、県選管は「将来を決める大事な選挙。棄権せずに投票に行ってほしい」と呼び掛ける。
 青森市の大型商業施設「サンロード青森」でラストサンデーの26日、県選管が主催する啓発イベントがあった。県内の民放3局の女性アナウンサー3人が登壇し、「投票で自分の意思を示してほしい」「予定のある人は期日前投票を」などと強調した。
 各局で夕方の県内ニュースを担当し、県民になじみのある3人を起用。選挙を身近に感じてもらう狙いがある。3人は県選管の啓発ポスターのモデルも務める。
 過去の知事選の投票率はグラフの通り。2007年以降は40%前後と低迷する。投票率の低さは知事選にとどまらず、4月の県議選は48.38%で、県議選として初めて50%を切った。14年の衆院選小選挙区は46.83%で全国最下位だった。
 投票率向上に向け、民間企業も協力している。期日前投票所が設置されたサンロード内のイオン青森店では、投票を済ませた有権者向けに、サンロード内で使えるクーポン券を独自に配布している。
 サンロードSC運営課の西田恵里子課長は「投票すれば得をすると感じてもらい、投票率アップに少しでも貢献できればうれしい」と願う。イオンで期日前投票を済ませた自営業の男性(63)は「有権者にもお得な取り組みだ」と話した。
 県選管の川崎了総括主幹は「県の代表者を選ぶ重要な選挙なので、1票を無駄にしないでほしい。民間企業も独自に取り組んでくれており、投票率の向上に一定の効果があるのではないか」と期待を寄せる。
 知事選にはいずれも無所属で、新人の歯科医佐原若子氏(65)と5選を目指す現職の三村申吾氏(63)が立候補している。


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2019年05月29日水曜日


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