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<街路灯代解約忘れ>予算を減額修正 仙台市長「東北電との協議は整わず」

 仙台市が道路照明灯の電力契約を解除し忘れた問題で、郡和子市長は29日、本年度の当初予算に計上した「市街灯電気料」を1697万円減額修正すると発表した。問題発覚後の契約解除、新たな未契約の判明による予算額の増減を反映させ、市議会6月定例会に補正予算案を提出する。
 過払い額や未払い額を巡る東北電力との協議に関し、郡市長は「双方が共通認識に立ち協議が整う状況には至っていない」と難航していることを明かし、責任は「協議が整った上で判断する」と、さらなる結論の先送りを表明した。
 市街灯電気料は当初予算に3億8624万円を計上した。過去の決算額などから積算したため、解約を忘れた「実際はない照明灯」の電気代も含まれていた。
 市の内部調査で解約忘れは1729件、未契約が261基と判明。当初予算は1863万円が余分、166万円が不足と分かり、差引額を減額修正する。
 郡市長は「未払い額は支払うことを前提とし、使用がなかった電気料(過払い額)は、公金であるとの認識で協議中」と強調。「市の立場は東北電も理解しているが、過払いの返還は約款上、難しいとの見解を示されている」と説明した。
 「結論を先延ばししてはいないが、協議で一定の内容が固まらない限り責任問題に踏み込めない。市民に申し訳なく、一刻も早く決着をつけたい」と語った。
 調査結果によると、過払いは推定9200万円、未払いは推定2300万円。


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2019年05月29日水曜日


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