宮城のニュース

<いぎなり仙台>御朱印もらうべ![12完]七福神 ポップな字体で/龍香院

震災後に再建された本堂。観音菩薩や七福神が安置されている
独特の字体で書かれた七福神の御朱印。イラスト入りもある

 弁財天は琵琶、毘沙門天はやり、えびすはタイ。七福神のイメージを字で表した御朱印が本堂の片隅に並ぶ。多彩で見飽きないデザインが収集欲をくすぐる。
 仙台市若林区の寺院「龍香院」の始まりは350年以上前と伝わる。同区七郷地域の飢饉(ききん)で多くの子どもが亡くなり、供養した僧侶が開いたという。
 東日本大震災で本堂が全壊、2015年4月に再建した。ポップな御朱印を始めたのは本堂再建後。震災で傷ついた周辺の地域を励ますため、新たに安置した七福神を広く知ってもらおうと、女性や子どもが親しみやすいデザインにした。
 印影に描かれた本尊の子安地蔵のイラストや丸みを帯びた文字は中沢洋之住職(55)が考案した。遊び心ある字体を考えるのは「趣味も兼ねて楽しかった」と笑う。
 「悩んだり落ち込んだりしたときに、気軽に寺を訪れてほしい。御朱印がそのきっかけになればいい」と中沢住職。全種類収集を目指し、何度も寺に足を運ぶのも楽しいかもしれない。(鈴木悠太)


[龍香院]仙台市若林区六丁の目中町8の7。御朱印は印刷してあり、七福神や子安地蔵など十数種類ある。各300円。イラスト入りは数量限定で不定期販売。本堂は2階にあり、自由に出入りできる。午前8時〜午後5時。連絡先は022(288)6467。


2019年05月30日木曜日


先頭に戻る