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<棟方志功記念館>詩と響き合う板画など146点集める 6月16日まで企画展

「流離抄」などの板画を展示している棟方志功記念館

 青森市出身の版画家棟方志功(1903〜75年)の作品を収蔵する同市内の記念館で、「生む・染(し)む・共鳴する 棟方志功のことば」展が開かれている。棟方が感銘を受けた詩や短歌を基に制作した板画など計146点を集めた。6月16日まで。
 31点から成る板画「流離抄(りゅうりしょう)」は菩薩(ぼさつ)や風景などの描写とともに、歌人吉井勇の歌集「流離抄」から取り上げた歌を彫り込んだ。「流離抄」は、吉井が戦時中に疎開先の富山県での思い出を詠んだ歌集。棟方も同時期に富山県に疎開しており、吉井の歌に共感したという。
 「女人観世音板画巻(にょにんかんぜおんはんがかん)」は、歌人岡本かの子の詩「女人ぼさつ」を板画で表現。1952年にスイスで開かれたルガノ国際版画展で、日本人の作品として初の優秀賞に輝いた。
 開館は午前9時〜午後5時。大人500円、大学生300円、高校生200円、小中学生は無料。連絡先は棟方志功記念館017(777)4567。


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2019年05月30日木曜日


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