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ヘリポートに燃料保管庫岩手・田野畑 2管本部活動時間最大6倍に

臨時防災ヘリポートでの燃料補給作業

 岩手県田野畑村が整備した臨時防災ヘリポートに第2管区海上保安本部(塩釜市)の燃料保管庫が新設された。自治体ヘリポートに海保が燃料保管庫を設置するのは全国で初めて。県北部と沿岸部で災害が発生した際の対応強化が期待される。
 村は2017年に臨時防災ヘリポートを整備。2管本部はジェット燃料計800リットルをドラム缶で常備する。
 県北部と沿岸部の災害対応では従来、2管本部が仙台航空基地(岩沼市)からヘリコプターを派遣している。活動中に燃料が不足した場合、内陸部の花巻空港(花巻市)で補給してきた。
 ただ、花巻空港までの飛行時間は片道30分を要し、現場での活動が10〜30分に制限されていた。村で燃料補給が可能となり、活動時間は2〜6倍に拡大する。
 村と2管本部は3月、ヘリポート使用の協定を締結。現地で5月29日、記念式典があった。石原弘村長は「防災体制の充実につなげたい」と強調。牧野雅総宮古海上保安署長は「この区域に長くとどまれることで、災害時の対応能力が向上する」と話した。


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2019年05月30日木曜日


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