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三島通庸の功績考える 初代山形県令、幹線道路整備を主導 仙台・講演会

街道交流の意義や可能性を説明する阿部さん

 明治初期に初代山形県令を務め、宮城、福島両県への幹線道路整備に尽力した三島通庸(みちつね)(1835〜88年)の功績を考える講演会が、仙台市青葉区の市広瀬市民センターであった。万世大路(ばんせいたいろ)研究会(福島市)の阿部公一代表が、道路が東北発展に果たした役割や街道交流の将来像を語った。
 講演会は青葉区西部の活性化に取り組む関山街道フォーラム協議会が26日に開催し、約70人が参加した。
 阿部さんは「三島が主導し、全国に先駆けて完成した関山新道、万世大路は日本の高速道の原点だ」と指摘した上で、「馬車や荷車が通行可能になり、トンネルなどで安全性、確実性が増した。国土開発や交流、物流の促進に大きく貢献した」と語った。
 南東北3県の県庁所在地が4月、東北、山形、東北中央の各自動車道から成る「高速環状線」で結ばれたことに触れ、「樹枝状から格子状、円環型のネットワークになり、従来と違う交通の流れが出てくると思う。交流の新時代を迎えた」と強調した。


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2019年05月30日木曜日


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