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<参院選>東北6選挙区の野党候補者一本化 自民現職と激突へ

 夏の参院選の勝敗を左右する32の改選1人区に関し、立憲民主や国民民主など野党5党派は29日、国会内で党首会談を開き、青森、岩手、宮城、秋田など19選挙区の候補者を一本化することで合意した。既にまとまった山形と福島を含め、東北は全6選挙区で野党統一候補が自民党現職と激突する見通しになった。
 青森は立民新人の弁護士小田切達氏(61)、岩手は無所属新人の元パラリンピック選手横沢高徳氏(47)、宮城は立民新人のラジオ局アナウンサー石垣のり子氏(44)、秋田は無所属新人の寺田静氏(44)に一本化した。岩手を除く3選挙区に新人を立てた共産は取り下げの手続きに入る。
 これまで合意した分を含めて計30選挙区で野党統一候補が固まった。残りは宮崎と鹿児島の2選挙区で調整を急ぐ。一本化した候補への支援体制は選挙区ごとに協議する。
 立民の枝野幸男代表は会談後「安倍政権打倒の参院選にするため、良い形でスタートラインに立てた」と成果を強調した。20選挙区で擁立を取りやめる共産党の志位和夫委員長は「一定数の候補者を下げることは覚悟していた。1人区全ての勝利に向け、ありとあらゆる力を注ぐ」と述べた。
 前回2016年参院選の東北6選挙区(改選数1)では、野党が秋田を除く5選挙区で自民に勝利した。国民の玉木雄一郎代表は「3年前の選挙は比較的善戦したが、今回はそう簡単ではない。各県で支援体制の強化を図ることが重要だ」と指摘した。
 30選挙区の内訳は立民7、国民5、共産3、無所属14、未定1。今後の各党調整で無所属などに変更される可能性もある。会談では、終盤国会の対応や衆参同日選を視野に入れた連携についても意見交換した。


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2019年05月30日木曜日


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