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<仙台市消防局>外国人の119番に対応 多言語使い初訓練

ボードを使い、火災現場で米国人(左から2人目)と意思疎通する訓練に臨む消防隊員ら

 仙台市消防局は30日、宮城野区の県消防学校で実施した消防訓練で、外国人からの119番通報に対応するため、4月に導入した多言語サービスを活用した訓練に初めて取り組んだ。
 中国人参加者がスマートフォンで119番し、中国語で火災発生を通報。指令課職員は民間の「電話通訳センター」につなぎ、三者間通話に切り替え、通訳を介して内容を聞き取った。
 火災現場の訓練では、米国人参加者が出火建物の隣人として登場。消防隊員が「どこが痛いですか」などの質問が外国語と日本語で書かれたボードを示すと、米国人は人体イラストののど付近を指さし、煙を吸って痛いことを伝えた。
 市嘱託職員の米国人タイラー・カールソンさん(30)は「外国語に対応した仕組みがあるのは安心だ。通訳に時間がかかった場面もあったので、今後改善が必要ではないか」と話した。
 渡辺薫警防課長は「外国語対応に不慣れな部分がある。さまざまな状況を想定した訓練で的確な現場対応につなげたい」と語った。


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2019年05月31日金曜日


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