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<女川2号機審査>水素爆発対策を規制委大筋了承 東北電が説明

 原子力規制委員会は30日、東北電力が再稼働を目指す女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の新規制基準適合性審査会合を開いた。重大事故対策のうち原子炉格納容器の過圧破損を防ぐフィルター付きベント(排気)装置、原子炉建屋の水素爆発防止対策を改めて議論し、規制委は大筋で了承した。
 東北電は、放射性物質を除去するフィルターが3台並列する特殊な構造に性能上の問題がないとする検討結果を示した。炉心損傷で格納容器から水素が漏れた場合には、触媒反応で酸素と結合させる装置が有効に機能すると主張した。
 原子炉建屋の圧力が高まった際に自動で圧力を外部へ逃がす「ブローアウトパネル」の設計、非常用ディーゼル発電機と燃料貯蔵設備についても説明したが、規制委は整理が不十分だとして追加回答を求めた。
 重要施設の大規模損壊を巡っては、テロ対策を含むため非公開で行われた。


2019年05月31日金曜日


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